@article{oai:shinshu.repo.nii.ac.jp:00046637, author = {永石, 喜代子 and 佐々木, 秀美}, issue = {32}, journal = {松本短期大学研究紀要}, month = {Mar}, note = {人が死を迎えるということは、その人がそれまでの人生をいかに生きたかであり、どのように終わろうとしているかである。看取りケアは患者の死に向き合い、最期まで生きることに寄り添うケアである。本研究は緩和ケア病棟の看護師が死をどのように捉え、看護師自身のスピリチュアリティをいかに向上させているかに焦点をあてた。対象は緩和ケア病棟の看護師11名である。目的は緩和ケア病棟の看護師が捉えるスピリチュアリティ、スピリチュアルペイン、スピリチュアルケア、看取りのベストケアを検討し、看護師の死の捉え方やスピリチュアリティをいかに向上させているかの示唆を得ることである。半構成的面接法を用いてグランデッド・セオリー法によるカテゴリ化分析の結果、【感情移入、無力感、疲労感、疲弊感】の危機状態、【研修と実践の教育的関わりから、自己洞察力やスピリチュアルペインに気づく力を高め、スピリチュアリティを向上させる】【チームケア、病棟の風土、土壌】など循環的環境の新たな知見を含めて10項目のカテゴリが生成された。この結果から緩和ケア病棟の看護師は、死は自然なもの、自分自身のスピリチュアリティをこころのエネルギー・行動力と捉えていた。時には危機状態に陥りながらも病棟の風土や支援を受けて、こころのエネルギー・行動力を得ている。この流れを繰り返す循環的環境が、看護師自身のスピリチュアリティを向上させているとの示唆を得た。(著者抄録)}, pages = {3--17}, title = {緩和ケア病棟の看護師が捉えるスピリチュアリティ 看護師の看取りケアと死に対する考え}, year = {2022} }