@article{oai:shinshu.repo.nii.ac.jp:00045805, author = {鎌田, 隆行}, issue = {1}, journal = {信州大学人文科学論集}, month = {Sep}, note = {本稿はバルザックにおける作品生成の考察の一環として,この作家における未完という事象の様々な水準での現れを分類整理し,関係する資料の参照可能性を検討する。特に『人間喜劇』に密接に結びつく時期を中心に据え,現時点でどれだけの原資料がエディションの形で閲覧可能なのか,逆にどこが不十分なのか,情報の整理を試みて今後の課題を明らかにしたい。テクストの永続的な変容可能性を問う生成論にとって未完の問題は本質的であり,一つの形に固着せず生成変化し続けるエクリチュールをめぐって理論的に考究すべき概念であると同時に実践的に検証すべき事象でもある。以下では,理論的な考察を視野に入れつつも,後者の観点からバルザックにおけるこの問題の総合的検証の足掛かりを模索する。, Article, 信州大学人文科学論集 8(1): 41-54(2020)}, pages = {41--54}, title = {バルザックの未完作品とエディションについて}, volume = {8}, year = {2020} }