@article{oai:shinshu.repo.nii.ac.jp:00044914, author = {井村, 俊義}, journal = {長野県看護大学紀要, Bulletin, Nagano College of Nursing}, month = {Mar}, note = {看護師は他の職種と協働して業務を行うとともに,独自の役割を有している.個々人の技術的な側 面とともに,看護をどのように捉えるかという問題である.一方,看護の役割は時代の変化によって移り変わ り,外国との違いもある.それらの点を考慮しながら,看護師が担う独自の役割の可能性について論じた.その 際に,ナイチンゲールの「看護の詩」という言葉,ベナーの「知の発展の最前線」などの言葉をもとにした.さ らに,阿保による身体論や,岡田による写真を含む芸術論を参照した.患者は,多くの点でひとりひとり異な り,さらには揺れ動くため,看護師が医療者として他者と出会う際に用意すべき心構えは,固定されたモデルに 患者をあてはめようとするのではなく,いかに人間は複雑であるかを知ろうとする態度である.そのような点も 踏まえ,多職種との協働を進めるうえで看護師が参照すべき専門家としてのアイデンティティについて考察し た.その結果のひとつとして,宗教や芸術を通してナイチンゲールが提示した看護師像を再び検討する意義が示 唆された., 40021986663}, pages = {27--35}, title = {「看護の詩」(ナイチンゲール)を巡る考察 : 「知の発展の最前線」と看護師のアイデンティティ}, volume = {21}, year = {2019} }