@article{oai:shinshu.repo.nii.ac.jp:00044613, author = {寺川, 直樹}, journal = {こども学研究, The Journal of Child Studies}, month = {Mar}, note = {食の諸問題などにみられるように、自然と人間との関係を再構築することが、今日喫緊の課題となっているが、それは人間形成(広義の教育)の領域においても同様である。また、この自然と人間との具体的かつ根源的な交渉形態の一つが「食」であるが、こうした自然・食・人間(形成)の関係をその思想圏に孕むものこそ、安藤昌益の自然哲学なのである。それによれば、自然とは「互性」、すなわち「〈他なるもの〉の相互内在性」を意味するが、本稿では、その時代的・文化的制約をふまえつつ、この「互性」概念をもとに、人間(自己)形成を促進する教育的行為の基盤となる〈教える者―学ぶ者〉という教育的関係のあり方について考察する。また、昌益自然哲学における鍵概念の一つである「食」にも着目し、自然と人間との互性関係の自覚をもたらすという食の人間形成的意義を明らかにすることも、本稿において試みる。, application/pdf}, pages = {15--28}, title = {自然/食/人間形成―安藤昌益の自然哲学を手がかりに―}, volume = {1}, year = {2019} }