@article{oai:shinshu.repo.nii.ac.jp:00041082, author = {御子柴, 裕子 and 下村, 聡子 and 安田, 貴恵子 and 柄澤, 邦江 and 酒井, 久美子 and 中林, 明子}, journal = {日本ルーラルナーシング学会誌}, month = {Mar}, note = {中山間地域の市町村に勤務する中堅期保健師が,保健師活動の実践経験を通じて得ている学びを明らかにし,現任教育の方策を検討した.経験年数10-20年の保健師10名に半構成的面接を行って得られた44件の学びは【個人・家族の持つ力を引き出し,高める援助】【要支援者を支える地域の力の向上】等の7カテゴリーに,35件の実践経験は【保健師の意図と異なる反応が示されたことで自らの援助を省みた】【熟練者の援助と対象者の変化を結び付けて理解した】等の16カテゴリーに整理された.実践経験のカテゴリーはさらに,学びを得た経験をすることになった9つの契機に整理された.中山間地域の市町村に勤務する中堅期保健師は,広範囲にわたる受け持ち地域や業務において試行錯誤する過程で,経験を振り返り意味付けることで,実感を伴う学びを得たり,保健師活動の基盤となる考えを深めたり,目指す方向性を見出したりしていた.以上より,現任教育として,日常業務を通じた職場内研修(OJT)により実践経験を振り返る機会を持つことの重要性と,保健師の成長目標を段階的に示す必要性が示唆された.(著者抄録)}, pages = {1--13}, title = {中山間地域の市町村に勤務する中堅期保健師が実践経験を通じて得ている学び}, volume = {11}, year = {2016} }