@article{oai:shinshu.repo.nii.ac.jp:00002988, author = {小笠原, 京子 and 熊谷, 教}, journal = {飯田女子短期大学紀要}, month = {May}, note = {介護保険制度の改正の柱として,口腔ケアに対する関心は高まりを見せている.長寿社会を迎え,ロから食べることが見直され,ロ腔が生命維持のために重要な役割があるといわれるようになり,さらには高齢者の生活の質(QOL)にまで影響を与えると考えられている.このことについては,歯科医師をはじめ多職種が,さまざまな研究や取り組みを始めている.口腔ケアは,専門職による専門的ケアと,本人や家族あるいは介護職等の介護者による日常的な口腔ケアとに大別される.介護現場の実践の中では,特に介護・看護職による日常的な口腔ケアが果たす役割が大きいと考えられるが,現実的には十分な口腔ケアが行われてはおらず,その原因として介護業務多忙により,口腔ケアまでは手が回らないと言われている.本研究は,特別養護老人ホームA施設における口腔ケアの実態とそのケアに携わる職員の意識を調査し,特別養護老人ホームにおける口腔ケアの実践について課題を明らかにしていくこととした.調査の結果A施設において口腔ケアが実施できない背景には,業務多忙よりも,本人の拒否による場合が多く,認知症のある高齢者にその傾向が多く見られた.また,口腔ケアに関する職員の意識は比較的高いが,実践に必要な知識不足が職員の不安につながっていることも明らかになった.職員が取得している資格も多様であり,その専門性を高めるためには,継続的な職場研修が必要であることが示された., application/pdf}, pages = {9--27}, title = {特別養護老人ホームにおける口腔ケア}, volume = {23}, year = {2006} }